個人投資家の限界は

株式投資と激務で1億円まで増やした投資家の雑記

外貨建て変額保険を解約した話

個人投資家です。

金融庁が叩くようになってからは若干、

人気の落ち込みはありましたが、

以前から契約していた人は

そのまま継続ということが多いようです。

私の母親も同様で、

外貨建て変額保険に加入していました。

以前に解約させたので

そのことについて語ります。

 

 

定額保険と変額保険

普通の保険である定額保険は

一定額の給付を保証するために、

資産運用に際してはリスクを抑えて

インカムゲインを重視し、

運用パフォーマンスが予定を下回った場合、

その乖離分は生命保険会社が負担しています。

 

一方で変額保険とは、

主に株式や債券などの有価証券に投資し、

資産の運用状況に応じて保険金額

(解約払戻金、死亡保険金、満期保険金など)

が変動する生命保険のことです。

 

商品性を解説

①支払った保険料は定額部分を外貨で運用し

 変額部分を投資信託で運用する

②積み立てた保険料は年金支払開始日に

    年金額が決まり、一括受け取りか

    個人年金という形で受け取れる

③被保険者が死亡した場合、基本保険金額、

    積立金額または解約払戻金額の

    大きい方を死亡給付金として受け取れる

④目標値が設定でき、

    定額部分の運用成果が目標値を

 上回ると自動で円建に転換される

 

といったところが主な特徴である。

外貨を持つことが運用なのか

投資信託が相場の状況に合わせて

アセットロケーションを調整するとか

ツッコミどころは色々ありますが、

日本の金融商品ですから

これくらいは許しましょう。

もう慣れました。

 

ざっくり言えば、怪しい投資信託を買って

老後に受け取れる。

あと死亡保険がついている。

母親が加入していた保険はまさにこれです。

 

解約控除金額

保険の厄介なところは、支払い前に解約すると

目減りするという点にあると思います。

解約した際に受け取れる金額は

 

定額部分(金利により増減あり)+変額部分

解約控除の額

 

解約控除の額とは基本保険金額×解約控除率

 

基本保険金額とは一時払保険では

払い込んだ金額とイコールであるので

最初に支払った額の数パーセントが控除される

ということです。

そして解約控除率がこちら

1年未満

2年未満

3年未満

4年未満

5年未満

8.5%

7.7%

6.8%

6.0%

5.1%

6年未満

7年未満

8年未満

9年未満

10年未満

4.3%

3.4%

2.6%

1.7%

0.9%

10年以内に突如、お金が必要になるという

可能性は非常に高いと思います。

 

この高すぎる解約控除金額を

払うリスクを背負うのは危険です。

 

それなら、余剰資金で加入すればって?

だったら最初から投資信託でいいでしょ。

 

高すぎる手数料

保険契約関係費

これは特別勘定、つまり変額部分に対して

年率1.85%がかかります。

保険の契約に至るまで経費、

運用の費用といったところでしょうか。

資産運用関係費

変額部分に組み入れられている

投資信託の信託手数料です。

こちらは意外と良心的で年率0.2%です。

年金管理費

年金を管理するのにかかる費用とのことです。

こちらは受け取り金額に対して

0.4%がかかります。

為替手数料

もちろん外貨建てで

日本円で受け取りますので、

為替手数料が取られます。

こちらは往復1%と常識の範囲内でしょうか。

 

最後に

自分としては、

契約すると解約控除率の高さから

解約するにも解約できないといった

人間の心理を利用しているような

恐ろしい商品だと考えています。

持っていても手数料は

取られているのですけどね。

 

契約後にこの商品の悪質さに気が付いたら

控除率など気にせず、諦めて損切りし

まともな投資信託やETFに

乗り換えることをお勧めします。

 

保険に絡めて、

質の悪い投資信託を抱き合わせて

売るという非常に汚いやり方です。

是非、保険の見直しを検討しましょう。

加入が必要な人は案外、少ないものです。

それでは。

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