個人投資家の限界は

株式投資と激務で1億円まで増やしたサラリーマンの雑記

トルコリラ暴落から高金利について

個人投資家です。

 

毎度おなじみ、トルコリラの大暴落。

少し前はクーデターを起こされたり、

最近は婿を財務大臣にしたりと

ギャグのような政策に呆れるばかり。。。

 

今回は一夜にして15%近い下落と壮絶です。

暴落に巻き込まれてしまった方も多いでしょ

う。

 

現時点(18年8月)で債券の利金は17%を超えて

はいますが、「金利が高い!」と飛びつくのは

愚の骨頂です。

 

スワップ狙いやトルコリラ建債券は少し時代遅

れな気もしますが、金利が低くなった今の日本。

再び「高金利」で釣ってくる質の悪い人間に騙

されないように、金利について今一度、整理し

ておこうと思います。

 

お金のお価値と時間

そもそも「なぜ金利が発生するのか?」という

話ですが、

 

それはお金はいつ受け取るかによって価値が異

なり、今のお金と将来のお金の価値に差がある

からです。

 

当たり前ですが、10年後に貰える100万円より

も今ある100万円の方が価値があるでしょう。

何かを買うことができますし、運用して増やす

こともできます。

 

そのため今、お金を持っていない人は金利を払

ってでもお金を借りるわけです。

もちろん、お金を貸す側も無金利で貸すなんて

ことをしないのも同様の理由からです。

 

金利と将来の価値

もし将来のお金の価値を計算したいのであれ

ば、今のお金に金利を年数分をかければ求めら

れます。

 

しかし、将来価値は確実なものではありませ

ん。

それは、「貸したお金が返ってくる」、「債券

の発行元が破綻しない」等を確実に予想するこ

とはできないからです。

 

ただ、その不確実具合はある程度の範囲で予測

でき、この予想の良し悪しで金利は決まってき

ます。

 

つまり、金利は将来価値の不確実性を表しているとも言えます。

実際、高金利の金融商品(新興国通貨等)はハイ

リスク、低金利の金融商品(円預金、個人向け国

債)はローリスクと定義されます。

 

投資と金貸し

しかし、金利がやたらと低いここ日本では、

高金利であることがやたらと持ち上げられ、

リスクが高いことなど有耶無耶にされます。

 

なぜハイリスクか?話をわかりやすくするため

にとある青年が銀行(金利2%)から融資受けよう

として断られたとします。

しかし、消費者金融(金利15%)では融資を受け

てくれましたとしましょう。

 

銀行は「こいつ金返せるのか?、返済能力ないやろ、2%じゃ貸せん。」と考えて融資を断る。

一方、消費者金融は「返すかは微妙だから、高

金利で貸そう。」と考えているでしょう。

 

つまり、青年は信用があまりなく返済能力が不

透明だったので、仕方なく高い金利を乗っけて

お金を借りているわけで、この青年は今のトル

コみたいなものです。

 

トルコ建債券の金利が高いのは

信用がさっぱりなく、「金返せんのか?」「大

丈夫なんか?」という評価が下されている何よ

りの証拠なのです。

 

今回の通過急落背景

今回のトルコリラの急落は

国の信用=債券信用の大幅な欠如によるもので

す。デフォルトか?となった場合、債券は暴

落、金利は急騰します。

株安も進み、資金が抜けて通貨安。

いわゆるトリプル安の状況です。

今回は通貨が先行しており、流動性の悪化や債

券信用の悪化でさらなる通貨安も考えられま

す。

 

米国の金利が上昇とはわけが違い、

金利が上がっているから通貨が買われるなんて

ことはないのです。

 

投資をする際は意識しにくいかとは思います

が、高金利に目を奪われないようにお金を貸す

という立場で金利を考えてみましょう。

「高いから良い!」というものではありませ

ん。

 

銀行より消費者金融の方が顧客は優良ですか?

あなたは見知らぬ人間にお金を貸しますか?

そこを意識して、投資をしないとまた痛い目を

見ますよ。

それでは。